感動の声多数 長岡技術科学大学 国際交流

昨年、長岡技術科学大学は、知の交流と共有に資する国際的な教育・研究機関として
ユネスコが認定する「ユネスコチェア」事業の対象機関として認定されました。
国内では9番目の認定となり、工学系大学としては国内で唯一の認定機関となりました。

このことを記念し、2018年10月5日~6日の二日間にわたり国際会議「3rd STI-GIGAKU 2018」が開催されました。
この国際会議で諸外国より多数の来賓を迎えるにあたり、長岡技術科学大学の依頼により、
石州流野村派が日本互尊社(長岡市)でお茶席を設けました。

当日は、神田美千代先生が亭主を務められ、長岡技術科学大学 茶道部のお点前により、
ユネスコのロバニ・シガモニー氏をはじめ世界各国より16名の参加者をお迎えしました。

参加者からは「日本の伝統的な美に感動した、日本文化の多様性に対する理解が深まった。
今回の訪日で最も印象に残った体験だった」等の声が聞かれ、大変喜んで頂けたご様子でした。

長岡技術科学大学の東学長も、翌日の国際会議のご挨拶でこのお茶席について述べられ、
国際会議の成功にも大きく寄与したということで感動の言葉を頂きました。
お茶席の様子は、多数のメディアに紹介され、
また、国連の「アカデミック・インパクト」のホームページにも掲載されました。

仲秋を迎えつつも、まだ夏の猛暑を感じさせる空のもと、清廉な趣を呈する互尊社にて、
文かの違い、言葉の違いを超えた交流を図れたことは、主客ともども心に染み入るような
大変良いお席であったことと思います。