4月30日(月、祝)
大型連休の前半
長岡グランドホテルにて、石州流野村派・遠州古流一瓢会、春の総会が開催されました。
毎年この時期に開催し、流儀の弟子の皆さんの元気な姿を見ることがとても楽しみです。
今年の参加者は約80名。着物姿の女性が多数出席しますので、会場は華やいだ雰囲気に包まれます。
そして、華道部の先生からは会場に花を活けて頂き、文字通り総会に花を添える形になりました。
議事も無事進行し、その後は講演会
今年の講演は「武家茶の羽箒」
羽箒研究家の下坂玉起先生の講演は、写真を交えながらの説明、そして実物の展示
普段目にしない、珍しい鳥の羽根の羽箒。
現代はむやみやたらと捕獲することは禁じられているので、年々羽箒の材料になる羽は減っているのだとか。
羽箒の作りは、各々茶人の個性が出ており茶杓削りに通じる事があるような気がしました。
石州の羽箒が、石州の茶杓の形や品格に似ているところがあるような気がしました。
とても、素晴らしい講演会でした。
そして、午後からは茶席
昨年、看板と師範と取られたお弟子の席が2席です。
この日の茶会に向けての準備、とても御苦労があったと思います。
無事、亭主を務められた席主の方
そして、点前、給仕、水屋の皆さん素晴らしかったです。とても楽しい茶席でした。
春の総会に向けて準備を進めて頂いた、関係スタッフの皆さん、
この場を借りて、御礼を申し上げます。
どうもありがとうございました。